1998年度 主な出来事
4月
- 4月8日 新潟県立柏崎特別支援学校入学式
当院併設の新潟県立柏崎特別支援学校の入学式が行われました。小学部1名、中学部6名、高等部8名の新入生を 迎えました。当院に入院しながらの学校生活となりますが、それぞれの目標に向かって頑張られることと思います。
6月
- 6月13日 小沢前院長退官記念パーティー開催
去る3月末日をもちまして当院院長を退官されました小沢寛二先生の退官記念パーティーが、 柏崎市内の岬館に於きまして、盛大に開催されました。ご来賓の皆様の他、当院に勤務されたことのある たくさんの人たちが各地より参集して下さり、小沢先生のご苦労をねぎらわれておられました。 - 6月17日 重障児病棟大運動会開催
毎年恒例の重症心身障害児病棟の運動会が柏崎特別支援学校体育館にて開催されました。10病棟、11病棟に 分かれ、各競技において熱戦が繰り広げられました。患者さん、家族とも楽しいひとときを過ごすことが できました。 - 6月21日 柏崎特別支援学校大運動会開催
当院に併設されている新潟県立柏崎特別支援学校の運動会が同校体育館において開催されました。 「すべての思いを闘志に変え、本当の力を今ここに」をスローガンとして、競技に、応援合戦に、 それぞれが力の限り取り組んでいました。 - 6月29日 第1回アレルギー研修会開催
昨年度の肥満研修会に引き続き、この度アレルギー研修会を当院で開催いたしました。保育園職員、 養護教諭、看護婦、保健婦、栄養士など48機関、61名という多数の参加者を得ました。 当院オリジナルのテキストを作製し、小児科田中医師より、気管支喘息・その他アレルギー性疾患に 関する講演がなされ、学校での注意点、対処法など具体的な説明やわかりやすい内容が好評でした。 その他看護部門より、慢性長期入院患者のケアーやアレルギー疾患児への看護の実践に関する講演が なされ、活発な質疑応答がなされました。今後も専門病院としての当院の資源と条件を生かして、 このような研修会を開催し、要望に答えて行きたいと思います。
8月
- 8月6日 第5回 筋ジストロフィー研修会開催
毎年恒例となった筋ジストロフィー研修会が本年も当院にて開催されました。市町村の福祉担当者、 保健婦、学校職員、患者家族など新潟県内外から多数の参加者を得ることができました。 筋ジストロフィーについての概要と、最新の研究成果の紹介、当院での取り組みの紹介などの他、 リハビリテーションの意義と実技指導、入院生活の実態、筋ジス患者の看護、福祉制度など全部で 10項目に渡り、テキストを作成して講義が行われました。本年は入院患者の親の立場から 日本筋ジストロフィー協会新潟県支部青木支部長からも発表していただきました。活発な質疑応答がなされ、 病気に対する理解が深まったものと考えます。
今後も専門病院としての役割を担っていきたいと思います。 - 8月29日−31日 日本筋ジストロフィー協会新潟県支部・筋ジス療育キャンプ
(集団検診・集団指導)開催
平成10年度の筋ジス療育キャンプ(集団検診・集団指導)が、新潟西蒲原郡の岩室温泉ホテル大橋館の湯にて 開催されました。毎年恒例の行事となり多数の在宅患者さん、ボランティアの参加を得て、成功裏に 終了しました。これは筋ジス協会新潟県支部と当院の全面的協力によって実施されているものであり、 医師による診察の他理学療法士による機能評価・運動指導、指導員による療育相談など、在宅生活に関わる 諸問題についての検討がなされました。また、最終日には在宅生活に於ける介護とQOLと題したシンポジウムが 開かれ、活発な意見交換がなされました。
10月
- 10月4日 第18回ふれあいレクレーション大会開催
毎年恒例となり、当院重心病棟、筋ジス病棟の最大の行事であります「ふれあいレクレーション」大会が 当院に於きまして盛大に開催されました。たくさのボランティアの皆さんの参加を得まして、楽しい ひとときを過ごすことができました。あいにくの天候で、開会式は昨年同様に柏崎特別支援学校体育館と なりましたが柏崎市立第三中学校吹奏楽部の演奏、模擬店、野菜産地直売、不要品販売、ゲームコーナー、 カラオケ大会など大いに賑わいました。 - 10月16日 第2回アレルギー研修会開催
6月に引き続き、本年度2回目のアレルギー研修会が当院で開催されました。今回も多数の参加者を得て、 アレルギーに関する講義、質疑応答など活発に行われました。 - 10月20日 第2回 やさしい介護教室開催
かんぽの宿・柏崎との共催で、今年も介護教室が開催されました。昨年から始められた催しですが、 多数の皆さんの参加を得て、好評をいただきました。今後も地域の皆様の健康・福祉向上のため、 お役に立ちたいと思っています。
11月
- 11月17日 光と愛の事業団の助成に選ばれる
読売光と愛の事業団の「第28回重症心身障害児(者)の療育に関する研究助成金」の対象に当院 (研究責任者:指導室 大矢主任保母)が選ばれ、17日、東京の読売新聞社で贈呈式が行われました。 2年前より行っている在宅患者と入院患者の交流事業が評価されたものと思います。
1999年3月
- 3月11日 新潟県立柏崎特別支援学校卒業式行われる
当院に併設されている新潟県立柏崎特別支援学校の卒業証書授与式が行われました。小学部3名、中学部7名、 高等部3名の計13名の卒業生です。いずれも当院に入院しながらの学校生活であり、感慨もひとしおで あったものと思います。今後の進路はいろいろですが、それぞれのご発展をお祈りします。