病院のご案内

病院長からのご挨拶

院長 H29年4月1日(新任のご挨拶)
独立行政法人国立病院機構新潟病院
病院長 中島 孝

 院長として就任いたしました。 当院は内科、小児科、外科、神経内科などの地域医療と治らない難病などの専門医療を行う医療機関です。国立病院機構と当院の理念を基にした、診療・教育・研修・研究を行っています。「治る」疾患に対しては速やかな診断とチーム医療によって早期発見、早期治療をおこないます。また予防医療をめざしています。地域の救急輪番にも対応しています。

 「こどもとおとなのため医療センター」と言う名称には重要なメッセージがふくまれています。人は生まれると時期は不定ですが、すべて治らない病気になり、そして死ぬ運命にあります。しかし、人の幸・不幸は病気に直接対応しません、たとえ病気は治らなくても、どんな年齢になっても、適切な医療とケアさえあれば、人は前向きに幸福な人生を組み立てて行く事ができると考えています。

 当院はこのメッセージを基に多専門職種によるチームケアとリハビリテーション医療を軸にして、免震設備のある近代的設備のある病院で実践しています。そして、当院の理念を実践するために日々、診療・教育・研修・研究活動をおこなっており、皆様をお待ちしています。

現在、新潟病院に期待されている診療機能と教育・研修内容

  • 小児科、内科、外科、神経内科、リハビリテーション科などの一般診療と救急医療
  • Post-NICU機能の充実:Post-NICUとはNICU(新生児集中治療ユニット)のPICU(小児集中治療ユニット)の治療後の後方受け入れ施設です。
  • 小児のアレルギー、肥満に対する診療
  • 小児の難病、重症心身障害児者、成人の難病、筋ジストロフィー、ALSなどに対する多専門職種チームによる包括的ケア。在宅支援と療養介護制度の利用。
  • 地域におけるがん診療、がん緩和ケア、障害者・高齢者の一般外科診療
  • 障害者の歯科診療(入院患者中心)
  • 専門的な呼吸ケア(NPPV, TPPV)、栄養療法、摂食嚥下療法、呼吸不全患者に対するPEG造設
  • 遺伝カウンセリングと遺伝医療(次世代シークエンサーの臨床利用を含む)
  • 治らない疾患に対する心理サポート、認知行動療法
  • ロボットスーツHAL等を使ったリハビリの応用と臨床研究
  • 神経難病、小児科、筋ジストロフィー、重症心身障害児者の包括的リハビリテーション
  • 認知症の中核症状の診断、画像診断と家族療法(外来のみ)
  • 看護師の卒前教育、卒後教育。医師などスタッフの大学院教育のサポート。

私たちの病院の基本的理念

 私たちは、誠意と思いやりと笑顔で、患者様に満足していただける医療サービスを提供します。
  • 当院では、上記基本理念を実践するため職員一丸となって努力いたします。
  • 患者様を中心として、急性期から慢性期までの質の高い医療を行います。
  • 神経筋疾患・成育医療・重症心身障害児(者)・がん・循環器疾患・呼吸器疾患医療を中心とした政策医療を進めます。
  • 柏崎・刈羽・上越・中越における地域医療を重視し、いつでも、どなたにも良い医療を提供できる体制を作ります
  • 患者様に役立つ情報の発信と交換を重視し、医療・保健・福祉との関係を充実します。
  • より質の高い医療を行うために、臨床研究、教育研修を進めます。
  • 経営意識を持ち、業務改善に取り組みます。

私たち国立病院機構全体の理念

私たち国立病院機構は
国民一人ひとりの健康と我が国の医療の向上のために
たゆまぬ意識改革を行い、健全な経営のもとに
患者の目線に立って懇切丁寧に医療を提供し
質の高い臨床研究、教育研修の推進につとめます


 


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