遺伝診療科
2024年7月1日より遺伝診療科を開始しました。
遺伝カウンセリング構成員
遺伝診療に関する資格 ※ |
名前 |
その他の専門分野 |
臨床遺伝専門医 |
中島孝 |
脳神経内科 |
臨床遺伝専門医指導医 |
小澤哲夫 |
リウマチ膠原病科 |
臨床遺伝専門医 |
藤中秀彦 |
小児科、小児腎臓病 |
臨床遺伝専門医 |
大田健太郎 |
脳神経内科 |
認定遺伝カウンセラー |
後藤清恵 |
臨床心理士 |
※ 日本人類遺伝学会認定 |
遺伝診療科(遺伝カウンセリング)のご案内
国立病院機構新潟病院では遺伝や遺伝性の病気に関する不安、悩み、質問などを抱えている方々のための遺伝診療科を開設し、専門スタッフによる遺伝カウンセリングを行っています。
遺伝カウンセリングとは
遺伝カウンセリングの対象
遺伝カウンセリングの実際
遺伝カウンセリング受診案内(申し込み方法)
遺伝カウンセリングとは
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遺伝カウンセリングは遺伝について詳しくしりたい、あるいは遺伝に関する悩みを相談したいという方を対象としています。遺伝性の病気を持つ患者さんだけでなく、お子様やご家族に関することも対象としています。 |
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臨床遺伝の専門知識を持つ臨床遺伝専門医と認定遺伝カウンセラーが担当いたします。 |
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遺伝カウンセリングでは相談者(クライアント)の皆様が抱える不安、悩み、疑問などを詳しく伺った上で、病気、遺伝、遺伝子検査などに関する正確で最新の情報をお伝えします。そして、クライアントの皆様が、自主的に問題を解決するために最善の選択を行えるように支援いたします。 |
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なお、「カウンセリング」という言葉を使っていますが、遺伝カウンセリングは心理療法を行う治療的カウンセリングではありません。 |
遺伝カウンセリングの対象
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例えば次のような方々が対象となります |
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遺伝性の病気と診断されたが、病気のことや遺伝のことがまだ十分理解できないでいる。 |
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家族のなかに遺伝性の病気と診断されたひとがいるので、自分や自分の子どもにも病気が遺伝しないか心配している。 |
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遺伝性の病気(または染色体が原因の病気)の子供がいるが、次の子供も同じ病気になるのではないかと心配している。 |
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遺伝子検査(遺伝子診断)を受けるようにすすめられたが、遺伝子検査のことが良く理解出来きていない。 |
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基本的に遺伝が関係する問題はすべて遺伝カウンセリングの対象となります。ただし、当院には常勤の産科医や精神科医がいないため、 妊娠中の胎児の出生前診断や精神疾患に関する遺伝カウンセリングは実施しておりません。 |
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親子鑑定は当院では行っておりません。 |
遺伝カウンセリングの実際
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完全予約制です(毎週水曜日13時-) |
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事前に電話等で担当看護師が病名、ご相談の内容、ご親族の病気の有無などについて伺います。 |
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臨床遺伝専門医・指導医1名、臨床遺伝専門医(神経内科、小児科、各1名)と認定遺伝カウンセラー1名が担当します。 |
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必要に応じて複数回カウンセリングを行う場合があります。 |
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所要時間は初回は1時間から1時間半程度で、2回目以降は1時間程度です。 |
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専用の個室で行い、プライバシーは厳重に守られます。 |
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遺伝カウンセリングを受診された場合は、通常の外来受診料をいただきます。また、保険診療で認められている「遺伝学的検査」を実施し、その結果を説明した場合は検査料と別に該当する料金(保険点数500点=5000円)をいただきます。 |
遺伝診療科(遺伝カウンセリング)受診手続き
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遺伝診療科(遺伝カウンセリング)の予約は月曜〜金曜日(祝日を除く)14時〜16時で受け付けております。 |
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受診をご希望の方は、代表電話(TEL:0257-22-2126)へご連絡下さい。担当看護師が受け付けいたします。 |
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担当看護師が受診の目的(ご相談の内容)やご家族の情報などを伺った上で受診の日程を調整させていただいます。なお、予約状況によっては数週間お待ちいただく場合がありますのでご了承下さい。 |
関連リンク