指定通所支援事業所「たんぽぽ」の紹介
サービスの目的
在宅支援の一環として、通所の方法により重症心身障がい児(者)の方の日常生活動作訓練、療育を行うことにより、
運動機能等の低下を防止するとともにその発達を促し、併せてご家族の在宅生活支援の一助となり、地域福祉の発展に協力できることを目的としています。
実施事業及び対象
<生活介護>
18歳以上の重症心身障がい者
<放課後等デイサービス>
就学中の重症心身障がい児
<児童発達支援事業>
未就学の重症心身障がい児
※ご利用に際しては受給者証が必要です。
市町村役場での手続きが必要です。
※放課後等デイサービスは支援学校の休業日のご利用になります。
市町村役場での手続きが必要です。
※放課後等デイサービスは支援学校の休業日のご利用になります。
定員
一日の定員は10名です。
職員
看護師1名、保育士3名、児童指導員1名
その他に医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が必要に応じて対応します。
その他に医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が必要に応じて対応します。
開所日及び時間
祝祭日及び年末年始を除く、月曜日から金曜日までの9:30〜15:30です。
1日のスケジュール
9:30 受け入れ
10:00 朝の会 療育活動 入浴支援(月・水・金曜日)
11:30 排泄介助
12:00 昼食・休憩
13:00 療育活動 季節の行事など
14:30 排泄介助
15:00 終わりの会
15:30 終了
10:00 朝の会 療育活動 入浴支援(月・水・金曜日)
11:30 排泄介助
12:00 昼食・休憩
13:00 療育活動 季節の行事など
14:30 排泄介助
15:00 終わりの会
15:30 終了
療育活動について
大型遊具での感覚遊び、歌や楽器での音楽遊び、季節の行事などを行います。
また、ムーブメント療法、スヌーズレンなどの活動を通し、
ゆっくりリラックスして過ごせるよう環境を整えていきます。
えんま市ごっこの様子
「わたあめ」を作って食べました
「きんぎょすくい」挑戦中!!
冷たい水にさわりました
集団ゲームの様子(ジャンボジェンガ)
季節の行事の様子(重症心身障がい病棟の夏の行事に参加しました)
竜宮城へ行ってきました
波が来たぞ〜!!
スヌーズレンとは・・
光、音、香りなど受け取りやすい感覚刺激を用いて、リラクゼーション活動を提供する活動です。
心地よい環境の中でゆっくり過ごします。
スヌーズレンルームにて、
ウォターベッドでゆらゆら。
ウォターベッドでゆらゆら。
ベッドサイドでの活動の様子
光を見つめています
光を見つめています
※スヌーズレンルーム・・こどもとおとなのための医療センター1階
ムーブメント療法とは・・
動きを通し調和のとれた発達を援助する活動です。パラシュートやトランポリンなどの遊具を使って遊びます。
利用料金の支払いについて
- 支給決定に応じた一部負担金が発生します。
- 昼食代は1食500円、入浴代は1回300円です。後日、請求書が郵送されます。
- 医療行為が必要になった場合(検査や薬の処方が出た場合)は、外来診療となります。外来診療の場合は別途医療費がかかります
放課後等デイサービス・児童発達支援自己評価
当院通所「たんぽぽ」の放課後等デイサービスは特別支援学校・特別学級の長期休業日に実施しています。
現在3名の方にご利用いただいています。体調管理に努めながら、様々な活動を通して楽しく過ごすことを目標に支援しています。
児童発達支援事業は今年度新たに1名の契約があり、週1回ご利用いただいています。利用開始に伴い、初めてご家族と 離れて過ごす経験をされています。ご本人様・ご家族共に不安や心配な点が多い中で、不安感を和らげ、ご家族と離れて いる時間を楽しく過ごすことを目標に環境設定に努めています。
ご家族からは「たくさん遊んでほしい」「体を動かせる活動を実施してほしい」といった要望が多く、利用者様に様々な活動(遊び) を提供することが当事業所に求められる役割のひとつと認識しております。今後も、遊びを通して体を動かす機会を設け、笑顔を 多く引き出せるよう支援を行っていきたいと思います。
職員自己評価、保護者等評価、は以下の通りです。
児童発達支援事業は今年度新たに1名の契約があり、週1回ご利用いただいています。利用開始に伴い、初めてご家族と 離れて過ごす経験をされています。ご本人様・ご家族共に不安や心配な点が多い中で、不安感を和らげ、ご家族と離れて いる時間を楽しく過ごすことを目標に環境設定に努めています。
ご家族からは「たくさん遊んでほしい」「体を動かせる活動を実施してほしい」といった要望が多く、利用者様に様々な活動(遊び) を提供することが当事業所に求められる役割のひとつと認識しております。今後も、遊びを通して体を動かす機会を設け、笑顔を 多く引き出せるよう支援を行っていきたいと思います。
職員自己評価、保護者等評価、は以下の通りです。
1.職員自己評価について
(1)環境、体制整備について
当事業所は多機能型として運営しています。今年度より生活介護利用者様の増加、児童発達支援利用者様の
新規受け入れに伴い、療育活動の実施において十分なスペースを確保することが困難な場面や、使用できる
ベッドやフロアマットが無いという問題が明らかとなりました。放課後等デイサービス利用者様についても、
希望される日にご利用をお断りせざるを得ない状況が生じました。そのような中でも安全に活動できるよう、
フロアマットやベッドを移動しスペースの確保に努め活動の充実や、限られたスペースの中で安心しておむつ
交換や更衣、処置ができるよう衝立を使用し、プライバシーの保護に努めています。
(2)業務改善について
毎年「自己評価」を当院のホームページに公開しています。アンケート結果を基にご家族様の思いを受け止め、
業務改善につなげていきます。
職員が動画による院内研修(虐待防止、感染対策等)を受講し、資質向上に努めています。また、当事業所職 員が国立病院機構関東信越グループ主催の虐待防止の研修に参加し、療育指導室職員に伝達講習を実施しています。
職員が動画による院内研修(虐待防止、感染対策等)を受講し、資質向上に努めています。また、当事業所職 員が国立病院機構関東信越グループ主催の虐待防止の研修に参加し、療育指導室職員に伝達講習を実施しています。
(3)適切な支援の提供について
放課後等デイサービス利用者様は春季・夏季・冬季の長期休業にあわせて、利用希望の確認と再アセスメントを実施して
います。児童発達支援利用者様は送迎の際にモニタリングやアセスメントを実施しています。個別支援計画作成にあたり、
ご家族の要望に沿ったサービスの提供ができるよう努めています。
療育活動は保育士が立案し、季節を感じる活動や行事、身体を動かす大型遊具、製作活動等を実施しています。 利用者様に新たな経験をしていただけるよう、活動内容が固定化しないよう配慮し、ご家族から好評を得ています。
支援開始前の打ち合わせは送迎の添乗する職員がいる為全員そろっての実施は難しいですが、適宜職員間の情報共有を行い、 スムーズに支援ができるよう努めています。
療育活動は保育士が立案し、季節を感じる活動や行事、身体を動かす大型遊具、製作活動等を実施しています。 利用者様に新たな経験をしていただけるよう、活動内容が固定化しないよう配慮し、ご家族から好評を得ています。
支援開始前の打ち合わせは送迎の添乗する職員がいる為全員そろっての実施は難しいですが、適宜職員間の情報共有を行い、 スムーズに支援ができるよう努めています。
(4)関係機関や保護者との連携
サービス担当者会議には主に保育士が参加し、相談支援専門員や他事業所職員と情報共有を図っています。
今年度より新たに利用されている児童発達支援利用者様については、保健師や他事業所職員がたんぽぽで過ごす様子を見学に
来られ、実際に利用者様の様子を把握しながら情報共有する機会も設けています。
今年度より常時酸素使用となった放課後等デイサービス利用者様については医師に相談・情報共有し安全に利用していただ くよう環境設定に努めています。
ご家族とは送迎時や日々のコミュニケーション、連絡帳を活用し情報共有に努めています。
今年度より常時酸素使用となった放課後等デイサービス利用者様については医師に相談・情報共有し安全に利用していただ くよう環境設定に努めています。
ご家族とは送迎時や日々のコミュニケーション、連絡帳を活用し情報共有に努めています。
(5)保護者への説明責任等
苦情処理、個人情報の管理については院内の苦情解決規定に準じて対応しています。
職員とご家族間ではモニタリングや個別支援計画の説明等定期的にお話を伺う機会を設けましたが、父母の会や保護者会等、 ご家族同士での交流を図る場の提供には至っておりません。今後ご家族からご希望が聞かれた際に開催できるよう検討して いきます。
職員とご家族間ではモニタリングや個別支援計画の説明等定期的にお話を伺う機会を設けましたが、父母の会や保護者会等、 ご家族同士での交流を図る場の提供には至っておりません。今後ご家族からご希望が聞かれた際に開催できるよう検討して いきます。
(6)非常時等の対応
病院全体で非常災害発生に備えた避難訓練を実施するほか、当事業所職員や関係各署の職員を対象に緊急事例を想定した
シミュレーションを実施しています。
ヒヤリ・ハット事例については、発生時速やかにご家族に報告しています。また、事例集としてファイリングし、職員間で 情報を共有し再発防止に努めています。
ヒヤリ・ハット事例については、発生時速やかにご家族に報告しています。また、事例集としてファイリングし、職員間で 情報を共有し再発防止に努めています。
2.保護者等評価について
放課後等デイサービス利用者様3名のご家族、児童発達支援利用者様1名のご家族が回答されています。
多くの項目についてご家族からは概ね好評価を得ることができています。特に「環境・体制整備」や「適切な支援の提供」の 「支援計画に沿った支援の実施」「活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか」の項目で全員から「はい」と回答さ れています。子どもは通所を楽しみにしているかという項目でも全員から「はい」と回答があった半面で、「希望したいときに 利用できず、断られてしまい残念に感じる」「要望の日数利用できない」といった声が聞かれています。今後も可能な範囲で希望 に添えるよう、調整していきたいと思います。
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定しマニュアルに準じた対応を取っておりますが、 周知・説明が十分ではないということがわかりました。今後の課題とします。
多くの項目についてご家族からは概ね好評価を得ることができています。特に「環境・体制整備」や「適切な支援の提供」の 「支援計画に沿った支援の実施」「活動プログラムが固定化しないよう工夫されているか」の項目で全員から「はい」と回答さ れています。子どもは通所を楽しみにしているかという項目でも全員から「はい」と回答があった半面で、「希望したいときに 利用できず、断られてしまい残念に感じる」「要望の日数利用できない」といった声が聞かれています。今後も可能な範囲で希望 に添えるよう、調整していきたいと思います。
緊急時対応マニュアル、防犯マニュアル、感染症対応マニュアルを策定しマニュアルに準じた対応を取っておりますが、 周知・説明が十分ではないということがわかりました。今後の課題とします。
3.まとめ (今後の課題)
各種マニュアルについてご家族に周知・説明を実施し、今後も引き続き、安心して利用していただける事業所を目指します。
2024年3月
児童発達支援管理責任者
星野 早苗
児童発達支援管理責任者
星野 早苗
お問い合わせ先
国立病院機構新潟病院
指定通所支援事業所「たんぽぽ」
(病院代表)0257−22−2126
指定通所支援事業所「たんぽぽ」
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